登山の知識が何もなくて昔富士山に登った時です。夜中の11時に五合目に着き、ご来光に間に合うように、夕ご飯も食べずに登っていると途中で脚を1歩出すのも大変で自分でも一体何が起こったのか？日常の生活ではまず経験しないことですが、登山でテント泊などは20kgの荷物を背負って8時間ぐらい山道を歩きます。そうすると4000kcal〜5000kcalは消費します、補給しつつ行動しなければ動けなくなるわけです。炭水化物の補給なしには脂肪はエネルギーにはかわりません。その時は仲間に負けたくない意地もあり歯を食いしばって何とか頂上は制覇しました。それからは行動食としてキャラメル、チョコレートなど必ず持参します。不思議なことに食べると、今まで１歩出すのも大変だった脚が動くようになります。富士山は登るより、眺める山ですね。
北岳からの富士山です。
北関東営業所 田中
