現在は「物流」の時代と云われ、物流の優劣がビジネスを左右すると云われています。
買って頂いた商品を届けると云った当たり前の行為の中にどの様な”差”が含んでいるのでしょうか？これを克服したのが「良い物流」と思います。決して設備が整っている建物がキレイとか、コンピュータシステムでバーコード管理等が進んでいるのが「良い物流」の条件ではありません。「良い物流」の中で絶対に管理されるべきは「コスト」です。設備やシステムに投資が嵩んだり、ピークに合わした人員配備になっていたり、多くの手間を掛ける物流サービスを提供したりコストを上げる要因は沢山あります。「コスト」を管理していないといろいろな事が起こります。最終的には商品価格に跳ね返るのです。「コスト」の中身は直接支払いコストと時間コストに大別されますがどちらも大切です。その為には物流組織に於いては「物流作業」と「物流サービス」を常に管理する。平たく云えば「知る」ことが重要となり、「良い物流」への一歩となります。喜一工具の物流もやっとその一歩を踏み出したところです。皆様方と売り買いだけでなく物流視点でも交流を持ち互いに成長して行きたいと思います。 物流部 井本
