プロ野球の日本シリーズは東北楽天ゴールデンイーグルスが
第7戦までもつれ込んだ激闘の末、読売ジャイアンツを破り見事、
球団創設9年目にして日本一を勝ち取り幕を下ろしました。
第7戦の最高視聴率は仙台エリアで60%強という驚異的な数字で、
あの『半沢直樹』や『あまちゃん』をはるかに凌ぐ数字だったようです。
球団創設9年・・・その9年前に楽天と時を同じくして、
2つの球団が合併という悲しい結論の元、
1つの球団として生まれ変わりました。
その名はオリックス・バファローズ。
近鉄バファローズとオリックスブルーウェーブが
合併して誕生した球団です。
合併とはいえ、元々存在していた球団で球団経営の経験のあるオリックスと、
新規参入でユニフォームも専用球場もなく、一からのスタートとなった楽天。
2つの新しい球団にはスタートの段階から大きな差がありました。
が、それから9年。
2つの球団にも平等に月日は流れ、
いつの間にかスタート時にあった大きな差は埋まり、形勢は逆転・・・
片方は日本一、もう片方は万年Bクラス
という現在のチーム状態になってしまいました。
今年の日本シリーズをオリックスの選手たちは
どういう心境で見守っていたのでしょうか?
もう一度、燃え上がれ!猛牛よ!!
奮い立て!青波よ!!
毎年毎年、開幕を敵チームの球場で迎えるのはもうたくさんだ!!!
東京第二営業所 植田