Joyful喜一HDグループ 社員の元気ブログ

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雪形

季節は夏に向かい登山のシーズンがやってきました。

ところで皆さん雪形ってご存知ですか?
毎年春先の山で出来る残雪と山肌の模様に
地元の人たちが名前をつけたものです。
地元の農家が種まきや代掻きの時期を知るのに利用されたり
あるいはそれが山の名前になったりしたそうです。
北アルプス爺ヶ岳に種まきの時期を知らせる種蒔き爺さん柄、
また五竜岳は山に出る武田菱の紋章が御陵と呼ばれていたことから。
とっくりを持った坊さんの柄から常念岳
羽を広げた蝶が現れるという蝶ヶ岳などがあるそうです。
最後に代掻き馬(しろかきうま)の形が現れる山があるそうですが
なんとそれは現在の白馬岳(しろうまだけ)だったそうです。
つまり白馬という表記は大正時代に地図製作の担当者が聞き違えて
現在の当て字になったというのです。
現在は一般に「ハクバ」読みが使われていますが
「しろうま」の表記も見かけ以前から不思議でしたが
これで疑問が解けました。
時間があれば山の歴史を調べてから登るのも面白いものだと感じました。

東部ストックセンター 末松