あっという間に終わってしまったソチオリンピックでしたが、日本選手の活躍に感動しました。
分けてもフィギュアスケートの浅田選手には感動しました。ただし、私が感動したのは、素晴らしかったフリーの演技もさることながら佐藤コーチとのきずなの強さです。
皆さんご存じのように、浅田選手は４年間金メダルを目指してきたのにＳＰでは
転倒もあり点が伸びずまさかの１６位。この現実は小さい時から数多くの大会に
出場し私如きには計り知れないプレッシャーの中で活躍してきた彼女でも相当のショックだったようで、次の日の練習時間に遅れてきたと報道されていました。
凄いなと思ったのは、この遅刻してきた浅田選手を佐藤コーチは叱り、気持ちを切り替えさせた点です。
佐藤コーチ自身も全日本選手権で５連覇するなどトップ選手として長年活躍された方とのことですから、失敗した浅田選手の気持ちは痛いほどわかっていたと思いますし、金メダルをともに目指し４年間一番近くで見てきたコーチとして、
ＳＰの失敗、金メダルは不可能と言うどうしようもない現実から、逃げなかった点は本当に凄いなと思いました。
ついつい「腫れ物に触るような対応」や「ここまで頑張ってきたのだから」と言った対応もあったのではなどと私は思ってしまうのですが、遅刻してきたことを叱り、
気持ちを切り替えさせた点、そしてそれに応え素晴らしい演技を遂げた浅田選手の「素直な人間性」そして「二人の信頼・きずなの強さ」・・・感動しました。
経営管理チーム 戸石
